メダカの稚魚に餌を与える方法と、育て方について解説します。メダカに餌を入れてみたけど、食べない…とお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

また、メダカの育て方や必要となる物については、別の記事で解説していますのでご覧ください。

目次

稚魚はメダカ用の餌を食べない?

メダカのエサは近くのホームセンターや100円均一ショップで手に入ります。

ですが、メダカの稚魚は大人のメダカ用のエサを食べる事ができません。なぜかと言うとエサの粒が大きすぎるからです。

メダカの稚魚には以下のような稚魚用の餌がオススメです。

餌をすり鉢で細かくする

メダカの稚魚に餌を与える時には、先ほどご紹介した稚魚用のエサを使うか、成魚用のエサをすり鉢で潰す方法があります。私の場合は100円均一ショップに売っているミニすり鉢を使ってエサを小さくしています。

青水がメダカ稚魚の餌になる

また、既にメダカを育ててる方の中には青水(あおみず)を餌に使う方もいます。

青水は水の中で発生する植物プランクトンなのですが、メダカの稚魚を長生きさせるのに効果があると言われています。

メダカが大きくなると、ミジンコもオススメです。自然に増やすこともできるので、よろしければこちらの記事を参考にしてください^^

メダカはボウフラを食べる

これはメダカを育てるまで知らなかったのですが、メダカは蚊の幼虫であるボウフラや赤虫が好物です。

そもそも日本では農業用の水瓶などにボウフラが湧くのを嫌がり、そこへボウフラを好んで食べてくれるメダカを入れるほど、益魚として愛されてきたそうです。

メダカがどれくらいボウフラ好きかは、youtubeの動画を見てみて下さい、凄い光景ですよ(^^;)ただし、好物といってもメダカの稚魚では逆に襲われる事があるそうですので、ある程度大きく成長してからの混浴がお勧めです。

メダカは胃がない

これはメダカを飼い始めて知った事だったんですが、メダカは無胃魚と言われています。その名の通り胃がないんです。

Killifish | Sony α7RII + FE 90mm F2.8 Macro G OSS
 Killifish | Sony α7RII + FE 90mm F2.8 Macro G OSS ©

胃を持つ人間と違うのは、口に入れたものを長時間お腹に貯めておくことが出来ず、一度に食べれる量も少ないそうです。

ですので、メダカにエサをあげる時には1日2回を食べきれる量で与えるなど、複数回分けてに少しずつ与えるのが良いとされています。一度に多く与えると食べ残しが出て、水も汚れる原因となりますので、注意しましょう。