我が家は屋外でメダカビオトープを置いています。寒さに弱いホテイアオイやメダカに、プチプチを試してみました。狙いはビニールハウスのような温室効果です。

冬の寒さが緩んできたので、そろそろ越冬の結果をレビューしてみたいと思います。

また、メダカの育て方や必要となる物については、別の記事で解説していますのでご覧ください。

目次

冬季に入る前のビオトープ

我が家のビオトープはこちらのような感じで、睡蓮鉢の中にメダカ、ヒメタニシ、ミナミヌマエビと水草があります。

育てている水草についてはこちらをご覧ください。

メダカの越冬にプチプチを使った

3月上旬に入り、寒さのピークは過ぎて暖かくなってきました。もう少しでメダカの越冬も終わりです。メダカの越冬は乗り越えられそうですが、一番心配していた水草の方もなんとか寒気を乗り越えることができそうで肩を撫で下ろしている所です。

寒さ対策として10月下旬から試してみたのが、梱包材でよく使われるプチプチでビオトープを覆うという方法です。見た目はビニールハウスのようなイメージです。

こちらは睡蓮鉢ビオトープです。夏期にトンボのヤゴ対策として、木の枠組みに網戸用のナイロン製網を囲ったものを用意していました。今回はその枠組の周りにプチプチを巻いています。

バケツビオトープの方もプチプチを被せています。両方とも風で飛ばないようにレンガを置いています。

ホテイアオイやメダカは越冬できたのか?

10月から対策を行って、12月〜2月はエサもやらずに放置状態(冬眠)にしておきました。その結果がこちらです。

  • カモンバ
  • アナカリス
  • ウォーターマッシュルーム
  • ウォーターポピー

は水中の茎なども丈夫で健在です。この4つの水草は寒さに耐性があり、越冬できる事を聞いていたので、来年度もそのまま育てられそうです。さすがに、外来品種は生命力が並ではないです!w

昼間は、夏季と同じように太陽を浴びて、酸素の気泡が浮いてくるのが見えました^^ ビオトープの浄化サイクルも上手く行ってるようです。

一番心配だったホテイアオイは、多少枯れ気味ですが、中央は緑の部分が多くてこのまま春まで持ち堪えられそうです。本当に良かったです^^

建物の近くに配置すると越冬成功率が高まる?

意外な結果だったのが、睡蓮鉢よりもバケツビオトープの方がホテイアオイの状態が良かった事でした。2つの違いは、建物の壁に面しているか否かでした。

これは推測ですが、日中に太陽光が当たる建物の壁に近い方が、壁からの反射光や、壁が吸収した熱によって、ビオトープの水温が温められやすいからだと考えています。

冬場に関しては、水温がより高い方がビオトープの生体にとってはメリットが大きいと思いますので、来年は壁の近くに配置してみようと思います(^^)

ということで、メダカや寒さに弱い水草であるホテイアオイの越冬方法について、プチプチを試した結果をレビューしてみました。ビニールハウスのように覆うことで、枯れてしまう原因となる水温や湿度低下を回避できる効果が見込めそうです。

また、建物のそばにビオトープを配置することで、建物の熱を利用して水温低下をさらに抑えることもできそうです。

メダカやホテイアオイの冬の越冬についてお悩みの場合にはぜひお試しください。