SoundPEATS MINI Proというワイヤレスイヤホンを入手してみましたので、ブログで感想をレビューしていきます。MINI Proは、ノイズキャンセリングANC
を搭載している小型のイヤホンです。外見は非常に小さく作られており、女性の方や小型サイズを探している方にオススメのイヤホンです。
流麗で美しいサウンド&美しく見える外観高水準のANC効果搭載、静寂のリスリング空間へハイレゾの主流コーデックaptX Adaptive対応バイオセルロース振動板で音を繊細に再現、音質に妥協なし自動装着検出機能対応、圧倒的なスタミナで長時間使用可能。
価格は従来のSoundPeats Miniに比べると少々、値段の方は高くなっていますが、音質も非常にバランスの良い印象です。Bluetooth接続によって、スマホやゲームから簡単にワイヤレス接続できるので、難しい操作が不要なのも嬉しいポイントです。
ワイヤレスイヤホン SoundPEATS MINI Pro ©
iPhoneXs Maxと並べてみましたが、イヤホン本体だけでなく、充電用の収納ケースも小型なのか良くわかりますよね 😲
非常にコンパクトなワイヤレスイヤホン ©
実際に音楽をスマートフォンから再生してみた感想は、音質のバランスが良く、低音や高音もしっかり音が出てるなという感じです。やや低音が強めですが、個人的には好みの音質です。
iPhoneで音声を聴いてみたところ、バランスが良く聞こえた ©
私の場合は、ノイズキャンセリングが優秀だと思ったので、電車に乗っている際に使ってみようと思います。音質については特に不満を感じないので、手軽なイヤホンを探している方には、おすすめです。更に、使ってみて細かい点についても、おちゃカメラブログ内でご説明していきます。それでは、詳しく見て行きましょう!
目次:SoundPEATS MINI Proのレビュー
ノイズキャンセリング(ANC)対応で音楽を楽しめる
SoundPEATS MINI Proは、小型のワイヤレスイヤホンながら、ANC(アクティブノイズキャンセリング)に対応しています。ノイズキャンセリングを有効にするには、左側のタッチパネルを1.5秒以上長押しすると、ANCが有効になります。
ノイズキャンセリングの機能は今まで体験したことが無かったのですが、外部の騒音に対して、中音域から低音域の音が驚くほどカットされました!
ANCがオンになっている状態と、通常の状態ではかなり違うので、イヤホンからの音声に集中することができます。
道路で車が走る騒々しいシーンでもノイズキャンセルが機能します ©
音楽を鳴らさなくても、ただ単純に耳栓代わりとして使うのもアリです。例えば、勉強や仕事に集中したい時にも活用できそうです。今度は場所を移して、ビルに設置されているエアコンファンのすぐ近くで音楽を鑑賞してみました。
ビルのエアコンファンの間近にいても、音が気にならないというのは凄いです ©
流石に煩くて気になるだろうと思いましたが、こちらもANCの効果がはっきりと、ノイズキャンセリングの効果が分かる結果となりました!少し気になる点は高音域のノイズ低減です。低音域から中音域に比べると、高音域のノイズはわずかに除去しきれていない印象はします。ですが、全体的にはかなり効果的にノイズリダクションされているので感動しました!
これは言葉で説明すると難しいのですが、聴感上では、騒音にローカットフィルターを加えたような感じに近いと思いました。高周波もある程度抑えられています。
逆に、スマホを持ち歩いて街を歩いていると、周りの音を察知することが出来なくなるため、危険だなと思いました。特に、中域から低音の騒音が多い、電車などの通勤時に音楽を鑑賞したりするには、とっても相性が良さそうです。
1つ気になるところがあるとすれば、今まで可能だった「曲戻し」のコマンドが、ANCの呼び出し機能に取って代わってしまったため、イヤホンのタッチ操作からは曲戻しが出来なくなっています。タッチ操作を頻繁に使われる方にとっては、操作性に賛否が分かれるかもしれませんね。詳しくは後半の操作方法一覧をご確認ください。
SOUNDPEATS MINI Proの音質はどう?
前半でも感想を軽くご紹介しましたが、SOUNDPEATS MINI Proは、サイズ感が小さく、軽いワイヤレスイヤホンなのですが、音質面でも高音域から低音域まで全音域でバランスがよく、自然な音を楽しめました。
自然でフラットな音を楽しめる ©
今まで使ってみたイヤホンと比較すると、わずかに低音〜中音域の音が強調された感じだと思いました。
私自身はクラブミュージックが好きなので、この味付け感は結構気に入っています。高音域についても、籠もった印象はなく、どの音域に対しても不満がありませんでした。ANCなども使えるイヤホンとしては、コストパフォーマンスも良いので、ちょっと良いイヤホンを探している方にはオススメできる製品だと思いました。
ケースも含め、イヤホンの総重量も軽く、耳が疲れるということもありませんでした。イヤホン形状はカナル型(耳栓タイプ)ということもあり、長時間使用よりも音質重視の方に向いていると思います。防水防滴性能も備えており、多少の汗や水滴だったら大丈夫そうです。また、音声通話にも対応しているので、後半で説明するイヤホンのタッチ操作で通話に出ることも出来ます。
SOUNDPEATSのイヤホン自体が、比較的評判が良いのですが、中でもSOUNDPEATS MINI Proも非常に良くできたイヤホンだと言えそうです。
もう1つ特徴があるとすれば、ゲームモードの搭載です。動きの速いゲームや音楽・映像制作用のイヤホンとしても、遅延の少ない音声を確認するために使えます。1万円以下で入手できるイヤホンとしては、色々な機能を搭載しているので、様々な用途で活用できそうですね!
SoundPEATS MINI Proの付属品と充電ケース
それでは、サウンドピーツのMINI Proの中身を見ていきましょう。
内容物および付属品 ©
イヤホン本体と元箱 ©
購入すると、入っていたイヤホンや付属品の内容はシンプルな物になっていました。
- 元箱
- イヤホンケース (内蔵バッテリーによる充電機能つき)
- イヤホン本体
- 交換用イヤーピース (2種類のサイズ)
- USB Type-Cケーブル (充電用)
- 取扱説明書 (日本語記載あり)
イヤーピース(耳栓)は3種類のサイズが用意
イヤホンの耳を塞ぐ素材はゴム製になっており、購入時に装着されているイヤーピース(中サイズ)を含めると、3種類のサイズが用意されています。
日本人男性の耳であれば、購入時に装着された中サイズまたは大サイズ。女性や子供の耳のサイズでしたら小サイズがフィットすると思います。私の場合はデフォルトの中サイズが丁度良かったです。
ワイヤレスイヤホンの充電方法(ケース装着)
ワイヤレスイヤホンを充電するには、イヤホンをケースに仕舞えば充電が開始されます。さらに、ケースが内蔵バッテリーとなっているため、ケース自体も徐々にバッテリー残量が少なくなります。ケースを充電するには、背面の充電用端子から充電を行います。
次の2つのいずれかの手順で充電可能になります。
イヤホンケースにしまうだけ
ケース自体が充電器になっていますので、イヤホンをしまうだけで勝手に充電が開始されます。ケースにもバッテリーが内蔵されていますので、外出先でも充電ケーブルを使わずに4回のフル充電ができます。
ケースから取り出すと自動でペアリングが開始される ©
逆に、ケースへ収納すると自動で充電が開始 ©
イヤホンケースを充電ケーブルで充電
イヤホンケースによる充電は、内蔵されたバッテリーが尽きてしまうと充電ができなくなります。充電ケースのバッテリー残量が少ない時には、ケースのLEDが赤色に点灯しますので、充電のタイミングを知ることができます。
充電には付属のUSBケーブルと、別売りの一般的なUSB充電器を使って、ケースを充電することになります。
ケース自体を充電する(充電器は別売り品やスマホ用の充電器が利用できる) ©
SOUNDPEATS MINI Proの説明書
SOUNDPEATS MINI Proでは、数カ国の言語に対応した取扱説明書が用意されていますが、日本語もしっかりと用意されていました。Bluetoothの接続方法やイヤホンの音量調整方法も説明されているので、購入後から操作や使い方に迷う事は少なそうです。
説明書(Bluetoothの接続方法や装着方法) ©
説明書(充電方法とバッテリー残量の確認方法、そしてQ&A) ©
SOUNDPEATS MINI Proの音量調整方法や使い方
SOUNDPEATS MINI Proで音量を調整したり、再生を停止するには、イヤホンの表面(=タッチパネル)をタップします。
購入時に付属される説明書にも操作方法が説明されていますが、左側と右側で操作内容が異なりますので、確認しておくと良さそうです。
説明書(イヤホンの操作方法) ©
機能 | イヤホンの操作など |
電源オン | イヤホンをケースから取り出す。手動では、タッチパネルを1.5秒長押し |
電源オフ | イヤホンをケースにしまう。手動では、タッチパネルを10秒長押し |
再生・一時停止 | タッチパネルを素早く2回タッチ |
音量を下げる | 左イヤホンのタッチパネルを1回タッチ |
音量を上げる | 右イヤホンのタッチパネルを1回タッチ |
曲戻し(前の曲) | (非対応。ANCモード切り替えが出来る) |
曲送り(次の曲) | 右イヤホンのタッチパネルを1.5秒長押し |
着信の通話開始・終了 | タッチパネルを2回タッチ |
着信拒否 | 着信中にタッチパネルを1.5秒長押し |
通話の切り替え | タッチパネルを2秒長押し |
手動でペアリング開始 | タッチパネルを6秒長押し |
端末の音声認識アシスタントを起動 | 右イヤホンのタッチパネルを3回タッチ |
ゲームモード(低遅延モード) | 左のイヤホンのタッチパネルを3回タッチ |
ノーマルモード → ANCモード → 外音取り込みモード への切り替え | 左イヤホンのタッチパネルを1.5秒長押し |