AKASO(アカソ) Brave8 4Kアクションカメラの使用感想をブログで書いていきます。Brave8はカメラ本体が10M水深の防水性能に対応しており、ダイビングや水滴にさらされる環境では、防水ケースを使わず動画撮影や写真撮影が楽しめます!
従来製品ではAKASO Brave7がありましたが、旧型モデルと比較すると、4K30Pから4K60Pまでフレームレートが引き上げられました。また、スローモーション撮影では2.7Kで120P、1080Pでは200fpsまで性能が向上しています。また、兄弟分としてパフォーマンスを向上させたモデルAKASO Brave8 Liteが登場しました。
4K・60fpsや2.7K・120fpsの高画質な手ブレ補正に対応した動画撮影ができます。正面にもディスプレイを備えており、自撮り撮影に便利なアクションカメラです。カメラ本体は防滴に対応。雨や水滴ならば、専用の防水ケースを使わず、そのまま使用できます。背面は2インチのタッチスクリーンに対応しています。
Brave8は楽天市場でも購入することができます。
楽天市場
AKASO Brave8
旧モデルとなるBrave7(左)とAKASO Brave8(右) ©
Brave8と旧モデルのBrave7との比較は、以下のYoutube動画でもご紹介していますのでご覧ください!動画を見ていくと分かりますが、画質や色合いなどカメラの写りについても大幅に進化しています。
特に青空を背景に撮影すると、自然でクリアな写りとなります。
AKASO Brave8の撮影例 ©
スローモーション撮影も強化されており、以下のような迫力のある動画が簡単に撮影できました!
Brave8は、格安アクションカメラに分類されるのですが、そのカテゴリーの中でも非常に贅沢な高スペックモデルといった印象です。小雨や水に濡れてしまうアウトドアシーン(ダイビングやキャンプ、ロードバイクなど)でも、防水ケース不要で撮影が楽しめるは魅力的です。
当記事では、Brave8に関する進化のポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次:AKASO Brave8 4Kアクションカメラのレビュー
アクションカメラBrave8の動画撮影例
まずはAKASO Brave8で撮影した動画撮影例をご覧ください。
すべて手持ちで撮影していますが、全体的に色の偏りも少なく自然な写りであることが分かります。また、手ブレ補正が非常に強力なので、ジンバルで撮影したような雰囲気の滑らかな映像になりました!
実際に風景を楽しみながら、ゆっくり歩いたり、スケートボードをしている姿を手持ちで追いかけて見ましたが、とてもスムーズです!!この後でも特徴として解説していきますが、スローモーションも8倍速まで撮影できるので、素早い動物の動きもダイナミックに捉えることができました!
Brave8とBrave7の外観を見比べていくと、どちらもサイズは似たような大きさと重量です。旧型と同じく、レンズのある前面にサブディスプレイを備えています。
AKASO Brave8とBrave7のカメラボディ比較 ©
また、大きく違うのはレンズとサブディスプレイの下方にあるマイクです。Brave8では前方に2つのマイク穴が備わっており、ステレオで収録してくれるようです。
AKASO Brave8とBrave7のカメラボディ比較 ©
ボタンの配置も少し変わり、電源ボタン(押すとディスプレイが消灯する)と撮影ボタンが別れています。
AKASO Brave8とBrave7のカメラボディ比較 ©
本体の背面側は殆ど大きな差はありませんが、どちらもタッチパネル式の液晶を備えており、Brave8は輝度も上がっています。特に屋外の太陽が照り返す場所では見やすさが格段に向上しています。
AKASO Brave8の手ブレ補正性能と画質比較
続いて、アクションカメラとして重要視される手ブレ補正機能について見ていきたいと思います。
AKASO Brave8 ©
AKASO Brave8では、通常の手ぶれ補正モードに加えて、SuperSmoothと呼ばれる手ブレ補正機能が搭載されています。こちらの機能は、スマートフォンアプリの「AKASO GO」で撮影した動画ファイルをダウンロード時に、ソフトウェアから電子手ブレ補正を行ってくれる仕組みです。
実際に撮影した結果を見ていくと、歩いたり走ったりしても大きな揺れをしっかりと補正してくれているのが分かります。
AKASO Brave8とBrave7の手ブレ補正と画質比較 ©
また、旧型のBrave7と比較してみても、カメラを上下左右に振ったときの動きが自然に見えるよう処理されています。夏のダイビングやスキーなどのウィンタースポーツなど、動きの激しいシーンでも滑らかな動画撮影が期待できそうです。
ただし、動画を記録したSDカードの内容を見ていくと、手ブレ補正が掛かる前の元データとなっているようです。SDカードからデータを保存する際には手ブレ補正処理を行う必要があります。おすすめの流れは、スマートフォンへ一度ダウンロードする際に、手ブレ補正処理を通した後で、動画を保存する流れとなります。
AKASO Brave8の内蔵マイク性能と比較
AKASO Brave8のマイク音質はどうでしょうか。実際に歩きながら、喋って撮影をしてみましたので以下を御覧ください。
動画では右手に車が通る騒音がする環境で撮影も行っています。
AKASO Brave8とBrave7のマイク音質の比較 ©
実際に収録されたマイクの音声を見てみると、旧モデルのAKASO Brave7よりも大きな音で記録されていることが分かります。また、左右のバランスも良好に感じます。風が強いと、音割れも発生しやすいため、環境によってはマイクにスポンジなどを貼り合わせて置く必要があるかもしれません。
Brave8ではカメラのレンズ側にマイクが搭載されているため、カメラに向かって喋ると音声をよく拾ってくれるようです。
AKASO Brave8のスローモーション動画性能の比較
こちらもAKASO Brave8の目玉となる機能です。従来のBrave7では1080P・90FPS
が最大でしたが、Brave8では1080P・200FPS
まで撮影が可能となり、8倍のスローモーション撮影が可能です。その様子は次の動画をご覧ください。
カモメが餌に向かって飛びつく瞬間も鮮明に捉えることができました!Brave8もGoPro等のアクションカメラと同様に魚眼レンズの効果で、広いエリアを撮影できるので、近づいて撮影すると迫力ある映像が楽しむことができます。
AKASO Brave8とBrave7のタイムラプス比較 ©
今回は4K・60FPS
や1080P・200FPS
の設定で撮影を行ってみましたが、この設定以外にも2.7K・120FPS
などのスローモーション動画も撮影することができます。解像度を優先したい時には2.7K
もオススメだと思います。
Brave8は8Kタイムラプスに対応
AKASO Brave8では8Kのタイムラプスにも対応しており、繊細なコマ送り動画を楽しむことができます。
AKASO Brave8 ©
Brave7との比較でも分かりますが、レンズの写りが良いため、風景全体をしっかりと撮影することが出来ます。
AKASO Brave8とBrave7のタイムラプス比較 ©
GoPro 9 HERO Blackでは4Kのタイムラプスまで撮影可能なので、より高画質で撮影できるのはAKASO Brave8の優れた特徴になります。
AKASO Brave8におすすめのmicroSDカード
Brave8で写真撮影や動画撮影するには、SDカードが必要になります。アクションカメラの底面にバッテリーとSDカードの装着口がありますので、蓋を開けて装着します。
AKASO Brave8では、Class10
またはU3
に対応した規格のmicroSDカードが使用できます。私の場合は次のSDカードを使っています。
日本サムスン正規品。10年保証が付属。また、microSD本体に加えてSD変換アダプターとクリアケースが含まれます。同等の機能を持つSDカードとしてサンディスク製のmicroSDカードもおすすめです。
AKASO Brave8のスペックとGoProとの比較
Brave8はGoPro Hero 9 Blackの性能をかなり意識して作られているようです。動画性能や手ブレ補正、スローモーション撮影、タイムラプス動画撮影など、それぞれの仕様を比較していくと、部分的には凌駕している内容もあります。
仕様 | Brave8 | GoPro Hero9 Black |
イメージセンサー | 1/2インチ 48MP 1.6μm Quad Pixel | 1/2.3インチ 23MP 1.12μm |
レンズ画角 | 150° | 154° |
液晶画面 | 前面スクリーン・背面スクリーン(タッチパネル方式) | 前面スクリーン・背面スクリーン(タッチパネル方式) |
防水性能 | 水深10M対応 防水 | 水深10M対応 防水 |
解像度(動画) | 4K 60fps、2.7K 120fps、1440P 180fps、1080P 200fps | 5K 30fps、4K 60fps、2.7K 120fps、1080P 240fps |
スローモーション動画 | 16倍 | 1080P 240fps(8倍) |
解像度(写真) | 48MP | 20MP |
タイムラプス | 8K | 4K |
撮影モード | 標準動画・タイムラプス動画・モーションタイムラプス動画・スローモーション動画・写真 | 動画・ループ・写真・HDR・バースト・タイムラプス・夜間用タイムラプス |
手ブレ補正機能 | 対応あり(通常手ぶれ補正・SuperSmooth) | 対応あり(HyperSmooth3.0) |
電子ズーム機能 | 5倍ズームに対応。SuperView、広角、標準レンズ、テレ | SuperView、広角、リニア、リニア+水平維持、テレ |
記録ファイルの形式 | ビデオ: MP4 H.264/H.265 写真:JPEG・JPEG+RAW | ビデオ: MP4 H.264/H.265 |
音声コントロール | 対応あり | 対応あり |
バッテリー容量 | 1550mAh x2個 | 1720mAh |
連続撮影可能時間 | 90分 (4K60fps設定時) | 110分 (4K60fps設定時) |
その他の機能 | 顔検出により人物を優先した測光機能、専用のワイヤレスリモコン | ー |