オフ会用の名刺印刷やメッセージカードを自分で印刷するのに便利なのがCanon iP2700という格安のインクジェットプリンターです。Canon iP2700は名刺用紙の印刷に対応しており、自宅で1枚ずつ異なるデザインの名刺を印刷したり、10枚だけ印刷する事も可能になります。
名刺サイズからA4サイズまで印刷できるプリンターです。インクはカラーとモノクロの2つとなっており、全体としてコストパフォーマンスが良いプリンターです。注意点としてはUSBケーブルが付属していないので、無い場合は別途購入が必要です。
また、維持費が安く抑えられる点もよいところです。専用インクは2つだけで済み、大量に印刷したくない時や印刷内容が1枚ごとに違う印刷、お店のポイントカード・事務用品・数枚の名刺印刷にも便利です。
目次
Canon iP2700の生産終了と代替のプリンターについて
(※2019年追記)当記事で話題として扱っているCanon iP2700ですが、2019年に生産終了となり、現在は新品の取り扱いが無いようです。名刺用紙サイズを給紙できるモデルは、現在のところ下記の製品が安くておすすめです。
画質もコストもバランス良く。Canonのスタンダードモデルです。無線LAN(Wi-Fi)やワイヤレスダイレクト機能(プリント・コピー・スキャン・自動両面印刷)に対応。インクはBCI-381や各色インクが使えます。
一般的なプリンターで名刺印刷するには
最近のプリンターは名刺サイズ(55x91mm)の印刷に対応していない製品がほとんどです。一般的なプリンターで名刺印刷を行うには、以下のようなA4名刺用紙を使うことになります。
一般的なプリンターで名刺が印刷できる用紙です。用紙1枚につき10枚の名刺が作成でき、A4名刺用紙としては珍しい厚手の紙となっています。通常の厚さもラインナップされているので用途に応じて選ぶことができます。
また、大量に印刷やチラシ作成を注文する場合は、下記のような格安の印刷サービスもを利用するのもおすすめです。
話は戻りますが、プリンターiP2700は仕事用のちょっとした名刺やプライスカード(値札)や名札プリントにも使えて大変便利ですね。それでは、Canon iP2700について詳しく見ていきたいと思います。
iP2700に対応している交換インク
キャノンiP2700は、2つのインクを使います。BC-311というカラーインクとBC-310というモノクロのインクの2個だけです。
一般的なプリンターであれば何色ものインクが必要ですが、Canon iP2700は2色だけで済むのが良いところです。
こちらのインクはカートリッジ一体型になっているので、長期間プリンターを放置していても、目詰まり等のトラブルにほとんど悩まされません。
iP2700に対応している格安互換インク
上記のCanon純正インクインク以外にも互換インクがいくつか販売されています。安く済ませたい方はそちらもオススメです。
名刺用紙はどんな製品がいいの?
Canon iP2700は名刺サイズ(55x91mm)からA4サイズ(210x297mm)の印刷に対応しています。名刺サイズの用紙はこちらがおすすめです。
プリンターの用紙設定は「マットフォトペーパー」にすると綺麗に印刷できます。
インク色数が少ないので、写真の印刷などには不向きですが、事務作業用の文字の印刷や手軽にプリントを行いたいときは役に立つプリンターです。
USBケーブルは付属されていない
プリンター購入時には残念ながら、USBケーブルが付属されていないので注意が必要です。もしUSBケーブルを持っていない場合は予め購入しておきましょう。
USBケーブルはこちらの商品がおすすめです。
USB(Aタイプ)端子を持つパソコンとUSB2.0(Bタイプ)端子を持つプリンター、スキャナ、ハードディスクなどの周辺機器の接続に使用できます。
部屋に設置するiP2700とパソコンの距離を考慮して、適切な長さのものを選びましょう。
iP2700のプリンタードライバーのダウンロード
プリンターを使う前には、予めプリンター用のドライバー(ソフトウェア)をダウンロードしてPCにインストールする必要があります。
Canon iP2700のプリンタードライバーはCanonのホームページに用意されていますので、そこからダウンロードすることができます。
Canon ダウンロード
インクジェットプリンター【PIXUS/Wonder BJ/BJ】:PIXUS iP2700
名刺印刷がずれる問題や小数印刷におすすめ
今回は、iP2500の後継機種となったCanon iP2700についてまとめました。
名刺印刷は「ラベル屋さん」を代表するA4サイズの名刺用紙なども有名ですが、印刷結果がずれてしまう問題に悩まされました。iP2700のような名刺印刷に対応したプリンターだと、小ロット、少数印刷、場合によっては両面印刷も気軽にできます。機会があれば導入してみてください。フリーマケットやイベントで使う名刺、プライスカードや、お店のポイントカード・事務用品・数枚のカード印刷にもおすすめです。