今回はメダカビオトープで使う土について、わかりやすく解説したいと思います。

土以外にもメダカの飼育に必要な物がありますが、詳しい内容は下記の記事をご覧ください。

目次

土で生き生きするメダカたち

我が家のビオトープは下記の動画のような感じで、睡蓮鉢に赤玉土と少量の荒木田土を使っています。メダカや水草はとっても元気です(^^)

メダカソイル(土)って何?

メダカソイルとは、一言でいうと、メダカ水槽で使う土のことです。

ビオトープの水は、メダカの糞で次第に汚れていきます。そのままだと水換えや濾過(ろか)が必要になります。ところが、ビオトープに土があると、土に住み着いたバクテリアと呼ばれる細菌が糞を分解してくれるようになります。

オススメのメダカソイルは赤玉土

メダカのソイルとしてオススメなのが赤玉土です。安くてメダカビオトープにとても相性がいい土です。

先ほども書きましたが、メダカビオトープに使う土は、糞を分解する微生物(バクテリア)が住み着きやすい土を選ぶのがオススメです。バクテリアが住み着くには、表面積が多いものを選びます。

具体的には赤玉土のように、細かい穴の空いている大粒の土や、メダカソイルと言われるメダカ専用に用意された特殊な土があります。

荒木田土はオススメなのか?

田んぼの土として使われる荒木田土(あらきだつち)と言われる土も、メダカビオトープに使う土としてよく話題になります。

しかし、荒木田土は次のようなデメリットがあります。

  • 水が濁りやすい
  • 水苔やアオミドロが増殖しやすい
  • ヒルやその他の虫の卵が混入している

なので、メダカを飼育し始めの方には荒木田土をオススメできません。やはり育てはじめは赤玉土がおすすめです。

荒木田土のメリット

ただし、荒木田土は水草や微生物の繁殖しやすい水にすることができるので、タニシがエサとする藻や、メダカのエサとなるミジンコを増やすことができます。ビオトープに慣れてきたら、後から少量を加えてみるのも良いかと思います^^

濁りに注意

荒木田土はとても濁りやすい土なので、後からビオトープに加える場合には乾燥させてから、入れるのがオススメです。おたま等を使って静かに水の底へ入れてみましょう。

冒頭でご紹介した我が家のビオトープは、荒木田土を茶碗一杯分入れています。

今回はメダカのビオトープで使うソイルについて解説しました。ソイルとは土のことです。ビオトープの土は、メダカの糞で汚れてしまった水を綺麗にしてくれます。オススメの土は赤玉土と呼ばれる比較的安価な土がとてもオススメです。