AMP HTMLを生成し、自動で検証できる機能をブログに追加しました。今回はその機能について簡単に解説します。
現在はWordpressを辞めて静的サイトで運営していますが、サーバー維持費が掛からず運営が簡単になりました。
目次
現在のブログ環境について
現在はHexoを利用してブログを構築しています。
Hexoは、node.jsで出来た静的サイトジェネレーターです。静的サイトジェネレーターは様々なものが存在していて、Jekyll、Hugo、Middleman、Octopress、Gatsbyも有名です。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
Hexoプラグインは自作するしかなかった
Hexoのお陰で快適にブログが書けるようになり、ブログが手軽なものになりました。しかし、Hexoだけに限らず静的サイトジェネレータは、プラグインが充実していないことが大きな欠点です。
そこで、ワードプレスからhexoへ移行して1年で多くのプラグインや代替案を考えてきました。
今回はその中の一つであるhexo-generator-ampに、大幅なアップデートを加えたのでご紹介したいと思います。
hexo-generator-ampは記事ページ(./index.html
)とは別にAMP HTML(./amp/index.html
)を自動で作成してくれるプラグインです。生成されるAMP HTMLはGoogle AMP Projectの仕様に沿った形式で出力されます。
AMP HTMLが自動検証できる
今回のアップデートでは、AMP HTMLの有効性を自動で検証する機能(オート・バリデーション・チェック)を追加しました。
AMP HTMLを生成した直後にAMP HTMLの記述が正しいのかをプラグインが自動で確認し、問題があればコンソールで知らせてくれるというものです。手間の掛からないAMP HTML導入と品質維持に活用ください。
一般的な投稿記事であれば、プラグインがAMP HTMLの仕様に沿ったデータを作成してくれますが、万が一AMP HTMLの記述に問題が見つかったときには次のようなエラーメッセージを表示します。
自動検証により見つかったAMP検証エラーの例:iframeタグが混じってる ©
通常の方法ですと、ChromeやAMP Validator、エクステンションを使って、以下のように1頁ずつ確認していくことになります。また、gulpをお使いの方はgulp-amphtml-validatorタスクを走らせて一括チェックするという事もできます。
Chromeでも同様のエラーメッセージを確認しデバッグが可能 ©
しかしプラグインの場合は、全てのAMP HTMLページが一括自動で検証されていくのが特徴です。機会がありましたらhexo-generator-ampをお使いください^^
完全にポジショントークとなってしまいますが、これからの時代は、ブログを立ち上げる際にWordpress(ワードプレス)を敢えて使うのは、もはや時代遅れであり、愚かな選択と言われてしまうところまで来てると思います。もしこれからブログを立ち上げる方は、是非とも新たしい手法に目を向けて頂きたいと思います。それでは快適なブログライフを^^