一眼レフのカメラやミラーレスで撮影した写真がなぜかブレてしまう…。そんな悩みはありませんか?今回はそんな悩みを初心者にも分かりやすく解決したいと思います(^^)

ティータイム | Sony a7 + Ai Nikkor 50mm F1.2S
 ティータイム | Sony a7 + Ai Nikkor 50mm F1.2S ©

具体的にはブレの原因を知り、ブレを防ぐ方法をマスターしていきます。ブレの原因を理解すると、ブレを無くすことも、逆に利用することもできます。今回は連載記事「一眼レフで写真がぶれるのはなぜ?その対策を解説してみる」の第1回。まずは、ブレについて知ることから始めます。

目次

ブレてしまう原因の2つを理解しよう

何気なく撮影していると気付きにくいのですが、実はブレには2種類あるのを知っていましたか?それは手ぶれ被写体ぶれと呼ばれるブレです。

それでは、実際にぶれてしまった写真を見ていきましょう。

ぶれの無い写真 (成功例)

こちらがブレのない、うまく撮影できた写真です。

ぶれの無い写真
ぶれの無い写真 ©

次に、ブレてしまった写真をご覧ください。

手ブレ写真 (失敗例)
手ぶれ した写真
手ぶれ した写真 ©
被写体ブレ写真 (失敗例)
被写体ぶれ した写真
被写体ぶれ した写真 ©

ブレの特徴

ぶれてしまった2枚の写真を見ると、ブレの様子が違うことに気付きましたか?これが今回の重要なポイントです。まずこの2つのぶれを細かく見てみましょう。まずは手ぶれについてです。

手ぶれ
説明

カメラ撮影者の体の震え、手の震えによって起こるブレの事です。

ブレた写真の特徴

写真全体がブレている。夜景では街灯などの強い光が線を描いてしまう事がある。

続いて、被写体ぶれ についてです。

被写体ぶれ
説明

被写体(撮りたい物)の動きがシャッタースピードよりも速いので、被写体がブレてしまう事です。

ブレた写真の特徴

写真の背景はしっかり撮れているのに、肝心の被写体がブレている。

いかがでしょうか。まず初めに覚えたいのは、手ブレと被写体ブレは、ブレの発生源が違うという事です。つまりブレを防ぐには2つの対策が必要になります。

実験してみよう

上記の撮影した写真の例では、体を揺らしたり、ぬいぐるみを持った手を動かしたりしながら撮影してみました。みなさんも、もし時間がありましたら、自分の手を使ってブレを再現してみてくださいね。撮影は室内のような暗い場所がおすすめです。

ぶれの種類 ぶれの起こし方
手ブレ カメラを手で持ち、激しく揺らしながら撮影します。
被写体ぶれ ぬいぐるみを持った手を素早く動かして撮影します。カメラは三脚に固定するのがオススメです。

ちなみに、三脚は軽くてコンパクトで頑丈なこちらがオススメです。

まとめ

今回はブレの種類が2つある事。そして発生原因をわかりやすく解説しました。次回はブレの対策について、説明していきたいと思います^^ それではまた!